天白ひらこし【ふく楽舎】
ふくふくな日々【下関ふぐ・フグ・河豚】
10-04 (Tue) 17:34
香月泰男と下関・展/下関市立美術館へ
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10月1日(日曜)午前、 「ふく爺」約1名で美術館へ?

実は
10月6日(木)⇔恒例の「街角文化サロン・おもしろ文化塾」のゲスト
講師が、下関市立美術館館長の濱本聡さんです。
演題〓「香月泰男・下関時代の青春」〜唐戸.TACビル デトロワ
当日、出席する予定ですから前もって「香月泰男展」に出向いた次第。


 

 















 右下 文展特選の頃『昭和14年10月 下関高等女学校生徒達と』

 

















香月泰男と言えば、ソ連に抑留されシベリヤでの体験を元に描かれた
「黒のシリ-ズ」が超有名ですが本物を観るのは勿論初めてです。

文化不毛の「ふく爺」でも、感動を覚え涙する作品も拝観しましたが「絵
てがみ〓絵入り通信文」の展示に感動しました。

昭和18年10月/葉書の原文・・・イラスト/もんぺ姿の女性、子供3人
                         (女の子2人、男の子1人)
ミンナゲンキデナニヨリダ コチラノヘイタイモ ナイチノヒトビトノコト 
コノゴロノクロウノヒヲオモイ イッショウケンメイデヤリマス
セカイノドノクニノヒトビトモ カツタメニイッショウケンメイデス
マケラレマセヌ・・・会場でメモしたのですが?
(軍の検閲によくパスしたものですね?)

他に、下関市内を走る路面電車が武久のハス田(蓮根)の中を走る
イラストを描き懐かしさを文に。 等々
昭和18年〜20年敗戦前、軍事郵便が機能している間に「絵入り葉書」
361通が妻の元へ送られていた。

家族への音信だけではなく、毎日絵を描くことで画家としての意識を
持続すること。
帰国後の制作モチ-フとして、役立てる意味もあった。
 と記されていた

 6日の下関市立美術館長さんの講座が楽しみです。

カフェ・レスト・デトロワ 〓 『街角文化サロン・おもしろ文化塾』
お申込み電話番号 083-232-3674



 


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