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河村コレクション/文化塾ゲスト・濱本市立美術館長講話の続き

2011年02月05日 (土) 14:27
河村コレクション
『芸術は魂の食べ物』・・河村幸次郎氏、談 (1901~1994年)
明治34年 下関に生まれる
大正 8年 山口県立豊浦中学校卒業、早稲田大学入学。
        この頃水道橋の南陽堂書店で竹久夢二に何度か出会う。
        病気の為大学を中退し帰郷。快癒後実家の伊勢安呉服店の
        経営に携わる。
昭和 2年 高島北海の末娘と結婚。 以下.略

  ≪河村氏は下関市立美術館の名誉館長を生涯務めた≫
河村コレクション

















下関市立美術館の所蔵品の核を形成しているもののひとつに、河村コレク
ションがあります。
下関出身の実業家で美術コレクタ-、河村幸次郎氏が美術館建設時に寄
贈された。
高島北海(河村氏の義父)、岸田劉生、梅原龍三郎、藤田
嗣治、香月泰男、古代エジプト・オリエント遺品など総数300点寄贈。

  ≪河村幸次郎氏が収集、寄贈されたコレクションの一部・・・画像は
    他の寄贈品も含む~下関市立美術館資料より≫
コレクション画像
















河村幸次郎氏は下関の伊勢安呉服店の次男として生れ、後に家業を継ぎ
ますが、そのかたわら音楽・文芸・美術など幅広い文化活動を行い、下関に
来られた多くの芸術家や文化人と交流を深めました。

昭和14年に東京に拠点を移した頃から、竹久夢二、藤田嗣治などの美術品
収集に力を入れるようになり、交流のあった多くの芸術家を物心両面で支援
しました(良きパトロン)。
香月泰男が戦前、下関高等女学校の教師時代からの交流がそうした画家の
ひとりです。

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ふくをテーマにした多彩なコレクション。ふくと海をテーマに、折にふれて収集してきた絵画などの美術コレクションを展示しています。また、珍しい種類のふくや貴重なふく料理の写真なども館内各所に展示しています。「ふく食文化」は下関の財産ともいえるもの。プロの技が冴える華麗な創作料理の姿を通して、その一端に触れていただければ幸いです。「ふく楽者」館内展示絵画『ふく群図』三輪亨良描下関市彦島在住:升本猛作:「メルヘンの詩」シリ-ズ日本画:小野具定描

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