ふくふくな日々【下関ふぐ・フグ・河豚】blog page

トラフグ食「解禁」から120年

2008年09月29日 (月) 16:43

豊臣秀吉の「フグ食ご法度」から、江戸時代のフグ中毒で亡くなった武士階級は
お家断絶と言う厳しい掟を経て、時は明治21年伊藤博文総理大臣が「下関.春帆楼」
にご宿泊。
その日は折り悪く海は大時化、お出しする料理に困った女将は、禁制とされている手持
ちのフグを打ち首覚悟で?出したそうな、ところが伊藤公はこの魚はブチ旨い、何と言う
魚かと問われ恐る恐る事情を話したそうな、味に感銘した伊藤公のフグ食解禁物語が
今日まで伝わり「春帆楼」さんはふく解禁第一号店として有名です。

昨日、フグ食「解禁」120周年を記念した「時の総理伊藤博文が食したふく料理-再現
披露目会」(下関ふく連盟主催)「春帆楼」で開催。
同連盟.松村久会長、下関長府在住、直木賞作家.古川薫さん、安倍晋三.元総理、
同連盟、下関出身タレントで、ふく大使菊田あや子さんらが明治時代から大正、昭和
それぞれの時代の「再現フグ刺し」を食べ比べた。

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ふくギャラリー

ふくをテーマにした多彩なコレクション。ふくと海をテーマに、折にふれて収集してきた絵画などの美術コレクションを展示しています。また、珍しい種類のふくや貴重なふく料理の写真なども館内各所に展示しています。「ふく食文化」は下関の財産ともいえるもの。プロの技が冴える華麗な創作料理の姿を通して、その一端に触れていただければ幸いです。「ふく楽者」館内展示絵画『ふく群図』三輪亨良描下関市彦島在住:升本猛作:「メルヘンの詩」シリ-ズ日本画:小野具定描

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