先帝祭は源平壇ノ浦合戦に御祖母二位尼に抱かれて入水された、八歳の御幼帝を追福
して、後鳥羽天皇が「先きの帝(みかど)の御霊をおまつり」になったことがその始まりです。
御幼帝の乳母でであった少将の局が髪をおろして御廟所にお仕えし、旧暦3月24日(今の
5月2日)の御命日には赤間関(下関)に生きのびた女官たちが正装に威儀をを正し特別の
御香お花をささげてお参りを続けた行事が「先帝祭」の名で親しまれ今日を迎えたものです。
800年の歴史と伝統に輝く、日本の美の祭典は幼帝鎮慰の「こころのまつり」です。
5月3日、下関「海峡まつり」の中心的役割を演ずるのが「上ろう道中・上ろう参拝」の
先帝祭です。
◆上ろう道中 ・・豪華絢爛な衣装をまとった5人の太夫が、それぞれ稚児・警固・官女
・禿を従えて下関新地町から赤間神宮までパレ-ド、途中4カ所で
外八文字を披露
外八文字披露 9:30~伊崎西部公民館
10:00~グリ-ンモ-ル
10:30~豊前田商店街
11:20~唐戸商店街
12:30~赤間神宮