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『ふく楽舎』館内展示絵画ご紹介=日本画・小野具定

2009年06月17日 (水) 16:31
    
   《人間の真実を、叫びや呻きを聞くために、、私の行脚は続く》
   
 小野具定:(日本画家)1914年(大正3年)山口県田布施生まれ
    東京美術学校.日本画科に学ぶ(現東京芸術大学)
       横:1.3メ-トル × 縦:0.75メ-トル(?号)
   小野具定
 
海や漁村をテ-マとした作品の制作が始まったのは41歳の頃、教職の
かたわら、時間を作り九十九里浜や房総半島の海辺に出向き、廃船ゃ
廃屋むをスケッチ。荒涼に心をひかれる絵多し。

本格的に画業に専念したのは46歳。より厳しい辺境をもとめて、厳冬の
日本海に面した漁村への巡礼が始まる。

白と黒を基調として独自のマチエ-ルを生み出す。
そのなかを走るわずかばかりの鮮烈な原色。
自然と人間の葛藤の末絶望的な風景への、憤りと慟哭のメッセ-ジとも
思える。

小野具定は80歳にして、下関に活動の拠点を移している。

三方を生みに囲まれたこの街、「漁港が描きたい」と思って、下関に創作の
場を移した。しかしすでにかっての風景は消えていた。残念だったと語たった。

※画像が悪すぎ!名画もだいなし、まだまだスキルアップしないとデス

           小野具定2

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