ふくふくな日々【下関ふぐ・フグ・河豚】blog page

「下関フク」の製品と「ふくの街」いろいろ

2009年11月02日 (月) 15:05
「下関と言えばフク」多くの人々に認められているところ、換言すれば、フクと言う
存在が下関の地域性、あるいは地域のイメ-ジの一部を規定していいると言える。

とらフク、マフク等は内蔵の有毒部位を除去するミガキ処理工程を経て、各種料理、
製品へと加工される。
下関地域がフク流通の一大拠点としての地位を占めているのは、ミガキの職人を多く
抱える加工業者の集積が早期に形成されたことが一つの要因だと考えられている。

フクの主要な加工製品はフクの中でも最高級のトラフクを用いた刺身、ちり、一夜干し、
唐揚トラフクの白子を用いた、鍋料理各種、白子酒、干したヒレを酒に浸したヒレ酒等
高価です。

サバフク、マフクは魚価が比較的に安価であり加工製品は多岐に渡る。
焼きフク、味醂干し、一夜干し各種、唐揚げ、フライ、雑炊、炊き込みご飯の素、
ス-プお茶漬け、粕漬け、味噌汁、骨せんべい、ふく醤油など多くの製品が開発されて
来た。

下関市の飲食店、宿泊業の事業所数は1500件あまり、下関市のフク料理店はホ-ム
ペ-ジ観光情報に掲載されているものだけで71店。約20件に1店割合でフク料理を
提供していることになる。(ホ-ムペ-ジ掲載店は比較的大規模店である為、冬場の
シ-ズンは3倍以上がふくを扱っている可能性がある)

これらの料理店は低価格帯の料理を取り揃えた一般向けの料理店から、一人3万円
以上のコ-ス料理を提供する割烹料理店に至るまで、幅広くカバ-されている。
又、レストランを併設していないビジネスホテルなどは、近隣のフク料理店と提携して
ふく料理の夕食をセットした宿泊プランが企画されている。

下関駅ゃ新下関駅で販売されている駅弁のふくめしやふく天うどん、そばは観光客が
下関に降り立った際にまず目に入る。

カモンワ-フ等の観光施設においてもふく関連の土産品はフク加工品にとどまらず
フクをマスコットにしたキ-ホルダ-やトラップなどグッズ。
フクを形獲った陶器の灰皿、徳利、湯飲茶碗、フク型皿等が販売されている。

下関市水族館である海響館においても、下関の地域性からフクの展示に注力して
おりフグ科目に属する魚種の展示は100種以上。

ふく提灯やふく凧、ふく笛といった伝統工芸品も存在する。

他の都市には見られない下関ならではの「下関ふく」のいろいろ

※下関フグのブランド経済学:濱田秀嗣著~一部引用

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ふく楽舎館内概要

水槽棟6­6­0­m­2­4­t­水槽(3­.­0­1­.­5­0­.­9­m­)3­3­基6­.­5­t­水槽(3­.­3­2­.­0­1­.­0­m­)1­基本館1階:3­8­9­.­4­m­2­直売店・ギャラリー・休憩所本館2階:3­0­6­.­9­m­2­多目的ホール(専用調理台2­0­台)連絡通路:6­9­.­3­m­2­写真展示コーナー

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